玄関はおうちの顔といっても過言ではありません。
我が家の玄関はフラットなモルタル土間でリビングとつながっています。
今回はそんな玄関とこだわりのインテリア、収納についてご紹介します。
玄関の間取り
我が家の玄関土間の広さは収納を含めて5帖分あります。
客人用と家主用の2つの入り口があり、メインとなる客人用の入り口の開口は135cm、家主用は90cmです。姿見のあるところから手前のラインまでの奥行きは270cmになります。
フラットなモルタル玄関
我が家の玄関はモルタル土間です。靴を脱いだ先にもモルタル床が続いており、玄関とリビングの境目はステンレスのラインで区切られた2cmの段差のみです。
これは家づくりにおいて、建築家の先生が私たち夫婦の希望を汲んだ上で「家っぽくない家を作ろう」と考えてくださった結果できたものです。
こんなにもフラットで、しかも玄関と同じ素材の床が家の中まで続く玄関など見たことがなかったため、この案が出てきた時には驚きました。しかし、この ”家っぽくない” ”普通じゃない” ところが今ではお気に入りです。
玄関ホールという概念がなく、モルタル床で奥のワークスペースや畳スペースへとつながる感じが、カフェっぽい雰囲気をかもし出しているのかもしれません。

モルタルはすぐにクラック(ひび割れ)が入りますが、それがまたいい味を出してくれています。よくカフェや雑貨店の床などでひび割れているところ、ありますよね。我が家はそれを味と捉えていますが、「新居にひびなんて!」と気にされる方には、床に限らずモルタル素材はおすすめしません。
玄関収納
シューズクローク
玄関を入って奥に進むと、家族のシューズクロークがあります。
シューズクロークの横幅は180cm、棚板の奥行きは30cmです。
可動レールなので棚板の高さも調整できます。1箇所だけハンガーパイプを設置し、普段使うバッグや上着などをかけられるようにしています。
すでに私たちの靴でいっぱいです。今後は子どもたちの靴も増えるので断捨離しなければ…
オープンなシューズクロークは靴の臭い問題があるとネットで見ましたが現状は大丈夫そうです(換気システムのおかげ?)と言っても、部活で汗と泥まみれになった靴が参入すると話は別かもしれませんが…
収納
シューズクロークの横にある収納は横幅90cm、奥行き135cmあります。
この収納には以下のものを収納しています。
- ベビーカー
- 子どものストライダー
- 外で使う掃除道具
- 脚立
- 捨てる前のダンボール
シューズクロークに比べ奥行きがあるため、たくさんのものを収納できます。ここには扉をつけていないため、IKEAの布を100均の突っ張り棒で吊るして目隠しにしています。
収納の中は照明がありません。夜はスマホで照らさないと全く見えませんが、そこまで使用頻度が多いわけではないので不便には感じていません。
玄関インテリア
インテリアについては、完全に私の独断で、私の好きなものを集めています(夫とは基本趣味が合うため、有無を言わせず好きなようにやらせてもらいました)
ドライフラワー・ウェルカムボード・ベンチ
玄関を開けて正面に見える壁にはお気に入りのドライフラワーと絵を飾っています。この絵は結婚式のウェルカムボードとして描いていただいたもの。実は私たち夫婦の似顔絵なのですが、似顔絵に見えないアートな雰囲気がお気に入りです。
木製のベンチは腰掛け兼、息子の靴入れになっています。
姿見と照明
玄関を入って右手には重厚感のある姿見とこだわりの照明、ドライフラワーが。
玄関の外から中を見るとこんな感じです。インテリアは少し物足りない感じがするので、ここは改善の余地ありでしょうか…
季節ごとにドライフラワーを変えたり、季節ものの雑貨をディスプレイしたり…そんな飾る楽しみを味わうことができるのも魅力の1つです。
玄関マットとスイッチ
玄関マットは主張しすぎず、モルタル床に同化しやすいものを選びました。
玄関のスイッチはフタガミのスイッチプレートにしました。あえてのゴールドが高級感をかもし出し、アクセントになっています。真鍮性のため、経年変化も楽しめます。
まとめ
我が家のフラットなモルタル土間の玄関をご紹介しました。
フラットすぎて「ここで靴を脱げばいいの?」と聞かれることもしばしば。玄関マットもあえて目立ちにくいものを置いてあるので、常に見本として私たちの脱いだ靴やスリッパを置いています。
かなりオープンな玄関ですが、玄関先のお客様からリビングやシューズクロークは見えないようになっており、プライバシーも考えられた設計になっています。ぱっと見えるのはワークスペースと畳スペースくらいでしょうか。
少し変わった玄関ですが「家っぽくない、カフェ風」な雰囲気をかもし出しており、とても気に入っています。
この玄関には賛否両論あると思いますが、家づくり中の方に、少しでも参考になれば幸いです。
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